副業向け海外クラウドソーシングおすすめ10選!選び方・メリット・注意点を解説

副業解禁の流れが進む中、「副業で収入を少しでも増やしたい」と考える人は年々増えています。本業の収入だけでは将来の資産形成や生活に不安を感じるため、副業からの収入を検討する人が少しずつ増えているのです。

その中で、近年注目されているのが 海外のクラウドソーシングサービスを活用した副業です。

海外のクラウドソーシングサービスは、世界中の案件にアクセスできるのが魅力。スキル次第では国内案件よりも高単価の仕事に挑戦できる可能性もあり、日本国内でも利用者が徐々に増えつつあります。

本記事では、副業におすすめの海外クラウドソーシングサービスや、サービス選びのポイントをわかりやすく解説します。

「副業に挑戦したい」「せっかくなら視野を海外にも広げたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

副業向け海外クラウドソーシングおすすめ10選

副業向け海外クラウドソーシングといっても、そこには多種多様なサービスが存在します。手軽にはじめられるものもあれば、審査を必要とする高品質・高単価の業務発注プラットフォームもあり、求められる業務内容も多岐に渡ります。

本章では、特徴の異なる10のサービスを紹介します。それぞれの強みを理解しながら、自分の目的や条件に合ったサービスを見つける手がかりにしてください。

1. Upwork(アップワーク)

Upworkは、世界最大級の仕事探しプラットフォームです。
世界180ヵ国以上のクライアントとフリーランサーが利用しており、案件数・利用者数ともに圧倒的な規模を誇ります。プロフィールやレビューによる信頼性の可視化、契約から決済までを一元管理できる安心の仕組みが整っており、海外クラウドソーシング初心者でもスムーズにはじめられる点が魅力。

ITやデザイン、翻訳、ライティングなど、幅広い案件に対応しているため、様々な職種で実績を積みながら収入を安定させることが可能です。

また、「Global New Product Innovation Award」の受賞や「Most Innovative Companies」への選出など、複数の受賞歴もある非常に信頼値の高いサービスでもあります。
安定的に海外クライアントと長期契約を結びたいエンジニアやデザイナー、ライターにおすすめのサービスです。

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2. Fiverr(ファイバー)

Fiverrは、スキルを自由に売れるグローバル市場です。
700以上のカテゴリがあり、プログラミングやデザイン、ライティング、映像制作など多様な案件を扱っています。
特徴は「Gig」と呼ばれるサービス形式で、これによってユーザーは自分のスキルを商品として出品でき、価格設定も自由に行えるため、副業初心者でも無理なく収益化に挑戦できます。

短期案件や単発案件が豊富に揃っており、隙間時間を活用したい会社員に適しているのもポイント。利用者数も多いため、実績作りや海外クライアントとの取引経験を積む場として理想的です。
動画編集やロゴ制作などを単発案件で副業化したいクリエイターにおすすめのサービスです。

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3. Freelancer(フリーランサー)

Freelancerは、多様な案件を選べる国際入札型サービスです。
利用者数は数千万人規模にのぼり、ライティングや翻訳、デザイン、プログラミング、専門性の高いエンジニアリング案件まで、幅広い副業案件を見つけることができます。
案件ごとに予算や納期が明示され、希望条件に応じて入札できる仕組みのため、自分のスケジュールや収入目標に合わせて柔軟に働けるのが強みです。

また、実績や評価によって受注率が高まるため、スキルを活かしつつ信用を積み重ねたい人にも最適。
幅広い分野に挑戦することができるため、複数ジャンルの案件を掛け持ちして副業収入を最大化したい人におすすめのサービスです。

>>Freelancerに問い合わせる

4. Flickr(フリッカー)

Flickrは、写真を世界に売れるグローバルギャラリーです。
写真共有サービスとして世界的に有名で、高画質の写真を公開してポートフォリオとしても活用できるのが大きな魅力。自身の作品を販売して収益化できるほか、写真を通じて世界中のクリエイターと交流できるコミュニティの側面もあります。

個人が撮影した写真を収入につなげる機会が得られるため、副業としての可能性が広がり、特にカメラや写真編集を趣味としている人にとっては、趣味をそのまま副収入へと繋げることができる便利なプラットフォームです。
ストックフォト販売で副業収入を得たいアマチュアからセミプロのフォトグラファーにおすすめのサービスです。

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5. Amazon Mechanical turk(アマゾン・メカニカルターク)

Amazon Mechanical Turkは、手軽に稼げるマイクロタスク型サービスです。
Amazonが運営している信頼性の高いプラットフォームで、データ入力や調査、アンケート、AI学習を支えるタスクなど、単純ながら需要の高い案件が多く掲載されています。
案件は小規模で短時間で終えられるものが多く、空いた時間に副業をはじめたい人に適しています。

特別なスキルは不要で、誰でも簡単に取り組めるのが魅力。報酬は少額ですが、コツコツ積み重ねることで安定した収入につながります。
移動時間や休日の数時間を副収入に変えたい会社員や学生におすすめのサービスです。

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6. CrowdGen By Appen(クラウドジェン・バイ・アッペン)

CrowdGen by Appenは、AI案件に特化したグローバル市場です。
AIの精度向上に必要なデータ収集や音声認識、画像判定などのタスクを多数扱っており、170ヵ国以上から100万人を超えるメンバーが参加しています。

案件は多岐にわたり、語学力やPCスキルを活かせるものが豊富にあり、一部のプロジェクトは資格試験を通過することで応募可能となります。
AIに関わる最新の仕事に挑戦してみたい方におすすめのサービスです。

>>SnapmartCrowdGen By Appenに問い合わせる

7. Clickworker(クリックワーカー)

Clickworkerは、多彩な小タスクで稼げる副業サービスです。
ライティングや翻訳、調査、データ処理など多種多様な案件を提供しており、事前に報酬額が明示されているため安心して取り組むことができます。案件によっては即日入金されるものもあり、スピーディに収入を得たい人には魅力的です。

特別な専門スキルがなくてもはじめやすい一方で、語学や分析力を活かした案件では高報酬を狙うことも可能。
世界規模で利用されているため、グローバルな副業体験を得るチャンスがあります。英語スキルを活かしつつ短期で副収入を得たい在宅ワーカーにおすすめのサービスです。

>>Clickworkerに問い合わせる

8. 99designs(ナインティナイン・デザインズ)

99designsは、世界中のデザイナーが集う特化型プラットフォームです。
ロゴやWebデザイン、名刺、イラストなど幅広い依頼があり、クライアントから直接依頼が来るケースと、テーマに沿って提案するコンペ形式があります。コンペに参加することで自分のデザイン力を磨き、世界中の企業や個人に作品をアピールすることができる点が魅力。

実績を積み重ねれば継続案件につながることも多く、デザイナーにとっては大きな成長の場となります。自分のデザインを世界市場で試し、ブランド力を高めたいフリーランスデザイナーにおすすめのサービスです。

>>99designsに問い合わせる

9. Peaple Per Hour(ピープル・パー・アワー)

People Per Hourは、審査制で安心して働ける国際副業サービスです。
AIを活用した案件マッチング機能があり、効率よく自分に合う仕事を見つけられるのが特徴。100ヵ国以上のユーザーが利用しているため、グローバルな人脈や案件にアクセスすることができます。

また審査制により一定水準以上のフリーランサーのみが登録できることから、案件の質が高くなっている点も魅力。高スキルを求める案件も多く、安定して継続的に収入を得たい人に適しています。
実績を積んだ中堅以上のデザイナーやマーケターにおすすめのサービスです。

>>Peaple Per Hourに問い合わせる

10. Toptal(トップタル)

Toptalは、世界の上位3%だけが集うエリート副業サイトです。
厳しい審査を通過したプロフェッショナルのみが登録することができるため、案件のレベルも高く、報酬も相応に高額です。主にIT、デザイン、マーケティング分野の案件が多く、グローバル市場で活躍したいハイレベルなスキル保持者には理想的な環境です。

企業側も優秀な人材を求めているため、質の高いプロジェクトに関われる可能性が高いのも魅力的。外資系企業やスタートアップ企業と契約し、高収入を狙うトップエンジニアやデザイナーにおすすめのサービスです。

>>Toptalに問い合わせる

副業向けの海外クラウドソーシングを選ぶ3つのポイント

海外クラウドソーシングは、副業として収入を得たい人にとって魅力的な選択肢です。しかし、安易にサービスを選んでしまうと、希望に合わない環境でストレスを抱えてしまう可能性もあります。

本章では、副業で海外クラウドソーシングを活用する際にチェックしておきたい3つのポイントをわかりやすく解説していきます。

1. 利用者数が多いか

副業で海外クラウドソーシングサービスを利用する際には、まず 利用者数の多さを確認しましょう。

利用者が多いサービスは案件が集まりやすく、初心者でもチャンスを得やすいのが特徴です。さらに、利用者数が多いプラットフォームでは、セキュリティ体制や決済システムが整っている場合が多く、安心して取引できる可能性も高まります。

加えて、案件のジャンルや種類も幅広く揃う傾向があり、自分のスキルや希望条件に合った仕事を探しやすい点もメリットです。

有用なプラットフォームかどうかを見極めるために、最初の判断基準として 利用者数 をチェックすると良いでしょう。

2. サポート体制が整っているか

安心して副業を行うためには、サポート体制の充実度も重要です。

海外クラウドソーシングサービスの中には、チャットやメールで迅速に対応してくれるカスタマーサポートや、トラブル発生時に相談できる窓口を用意しているところもあります。また、仮払い制度が導入されていれば、納品後に報酬未払いといったリスクを防ぐことにもつながります。

サポートが不十分だと、トラブル時に適切な対応を受けることができず、ストレスと手間を抱えてしまうリスクが生じるため、利用前に必ず確認するようにしましょう。

3. 報酬の受け取り手段は自分に適しているか

海外のクラウドソーシングサービスには、報酬の受け取り手段が国内サービスとは異なるケースが多くあります。

一般的にはPayPalや国際銀行振込が利用されますが、手数料が高額になったり、着金までに時間がかかったりする場合もあります。そのため、自分が普段利用している金融サービスや送金方法に対応しているかを事前に確認しておくことが重要です。

また、クラウドソーシングごとに出金条件や最低出金額が異なるため、「少額でもすぐ引き出したい」「ある程度まとまった金額で引き出したい」など、自分の副業スタイルに合わせて選ぶことも大切です。

副業で海外クラウドソーシングを利用するメリット

海外クラウドソーシングと聞くと、「なんだか良さそう」と直感的に思うものの、その具体的なメリットが何かを整理して考える機会はほとんどないのではないでしょうか。

本章では、海外クラウドソーシングサービスを利用するメリットを3つ解説します。副業で海外クラウドソーシングを考えている方はぜひ判断材料にしてみてください。

1.高単価案件を獲得できる可能性がある

メリットの1つ目は、高単価案件を獲得できることです。
海外クラウドソーシングでは、日本国内よりも労働賃金や物価の高い国の案件を受注できる可能性があり、高単価案件を獲得しやすいのが特徴です。また報酬は外貨で支払われるため、円安のタイミングで受注すると日本円換算でより高い収入を得やすくなります。

スキルや経験が十分であれば、国内では得られない報酬水準の案件に挑戦できるため、効率的に副業収入を増やすことが可能になります。

2.案件数を多く保有している

メリットの2つ目は、案件数が多いことです。
海外クラウドソーシングは、国内サービスに比べて案件数が豊富で、IT・デザイン・翻訳・ライティング・マーケティングなど幅広いジャンルに対応しています。自分のスキルや経験に合った案件を見つけやすく、副業として柔軟に働くことができます

また、初心者でも挑戦しやすい小規模案件からスタートすることができるため、段階的に経験と実績を積むことが可能です。案件数の多さは、副業の継続性と安定性を高めることにつながります。

3.日本人としての強みを活かせる

メリットの3つ目は、日本人としての強みを活かせることです。
海外クラウドソーシングでは、日本語や日本市場の知識を持つことが大きな強みになります。海外企業が日本向けのプロジェクトや日本語対応を必要とする案件では、日本人フリーランサーは希少性が高く、報酬や信頼性で優位に立つことができます。

語学スキルは求められますが、その分高く評価される傾向があり、直接取引を通じて報酬交渉や長期案件の獲得にもつながります。このように日本人であるということを活かした案件を得ることができる点も、海外クラウドソーシング活用の大きなメリットです。

副業で海外クラウドソーシングを利用する際の注意点

海外クラウドソーシングで副業を行う際には、国内とは異なる環境やルールを理解しておく必要があります。ここでは、海外クラウドソーシングで副業をする際に押さえておくべき主な注意点を解説します。

時差に注意する

注意点の1つ目は、時差に注意することです。
海外クラウドソーシングでは、クライアントの拠点が日本と異なるタイムゾーンにある場合が多く、納期を誤るとトラブルの原因になります。作業や提出の締め切りはどの時間を基準にするのかを事前に確認し、クライアントと打ち合わせしておくことが重要です。

また、連絡のタイミングも時差を考慮して計画しておくとスムーズにやり取りができ、信頼関係を維持しやすくなります。

税金は日本に納める必要がある

注意点の2つ目は、海外クラウドソーシングで得た報酬であっても、税金を日本に納める必要があることです。
日本に居住する個人の場合は原則として日本で所得税を納める必要があり、報酬が外国通貨で支払われた場合は、為替換算して申告する必要があります。

さらに、外国で源泉徴収された税額がある場合は、外国税額控除を受けるために申請が必要な場合もあり、海外クラウドソーシングを活用する際は、事前に税務の仕組みを理解しておき、確定申告や納税のトラブルを防ぐことが重要です。

悪質なクライアントに出くわす可能性もある

注意点の3つ目は、悪質なクライアントに遭う可能性があることです。
海外クラウドソーシングでも、国内同様に悪質なクライアントは存在します。たとえば、クラウドソーシング外でのやり取りを求めたり、個人情報や銀行情報を不必要に聞き出そうとしてくる場合には注意が必要です。

安全に仕事を進めるためには、契約や支払いは必ず公式プラットフォームを通して行い、怪しい依頼や条件には応じないことが重要です。また、レビューや評価を参考に、信頼できるクライアントかを事前に確認しておくと良いでしょう。

まとめ|海外クラウドソーシングは副業にピッタリのサービス

海外クラウドソーシングには、収入を増やせるだけでなく、スキルを活かして国内では得られない経験や高単価案件に挑戦できるというメリットがあります。

一方で、時差による納期管理や税務上の対応、悪質なクライアントへの注意など、注意が必要な点もあります。

現代において、テクノロジーは日々進歩しており、今後ますますグローバル化は進んでいくと考えられます。働き方や収入源を国内に限って考えることは、これから少数派となっていくかもしれません。

自らのキャリアを見つめ直したい方、収入アップを考えている方は、本記事の内容を参考に、ぜひ海外クラウドソーシングでの仕事に挑戦してみてください。きっと今まで知らなかった仕事体験が待っているはずです。

副業向け海外クラウドソーシングに関するよくある質問

Q. 海外クラウドソーシングにはどのような仕事がありますか?

A. 海外クラウドソーシングでは、ライティング、翻訳、デザイン、写真販売、AI関連など、国内クラウドソーシングと同様の案件を見つけることができます。

案件数が多いため、自分のスキルや希望に合った仕事を選びやすく、国内だけではなく海外の市場にも挑戦できる点が魅力です。また、国内案件と併用することでリスク分散にもなり、収入の安定性を高めることができます。

Q. 英語がわからなくても海外クラウドソーシングは利用できますか?

A. 英語が苦手でも、海外クラウドソーシングは利用可能です。
翻訳ツールを活用すればクライアントとのコミュニケーションや応募文の作成をすることが可能ですし、日本語スキルを求める案件も存在するため、検索条件を絞ることで英語不要の仕事を見つけられる場合があります。

英語力が不十分でも、自分の専門スキルや日本語の強みを活かして、海外案件に挑戦できる環境が整っています。

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