絵を描く仕事おすすめ10選!在宅や未経験でもできる職業や働き方を解説

自分の好きなことや趣味で稼ぐことができたら良いですよね。
在宅での働き方がますます注目される中、絵を描くことを仕事にする方が増えています。デジタル技術の進化により、イラストやデザインの仕事は自宅からでも可能になり、多くの人が自分のペースでクリエイティブな活動を楽しんでいることをご存知ですか?

しかし、「絵を描く」と一言で言っても、イラストレーターやWebデザイナー、漫画家など、内容はさまざま。さらに、絵を描くことは好きでも、それを仕事にできるものなのか、どうやって探せば良いのか、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、未経験者でもOK!絵を描く仕事おすすめ10選をご紹介します。
さらに、絵を描く仕事のはじめ方や仕事探しのサービスなども解説しています。

本記事を読めば、「未経験の自分でも、好きな絵を仕事にできそう!」と感じられるようになるでしょう。ぜひ参考にして、あなたに合った絵を描く仕事を見つけてくださいね。

目次

絵を描く仕事・職業おすすめ10選

1.イラストレーター

イラストレーターは、私たちにとって身近な広告、ポスター、書籍、Webサイトなど多岐にわたるメディアで、挿絵などのイラストを描くクリエイティブな職業です。
初心者でもはじめやすく、デジタルツールやアナログ技法を駆使して、クライアントの要望に応じたイラストを制作します。

個々の案件において、クライアントがイメージしているものを形にすることになるため、画力以外にも、コミュニケーション能力と柔軟な対応力が求められます

実績を積んで人気イラストレーターになる他、自分のオリジナルイラストやキャラクターなどをSNSなどでアップして、自分テイストのイラストをメインに売り出すイラストレーターもいます。

2.漫画家

漫画家は、週刊誌や雑誌、Web媒体などで物語を描き出す職業です。独自の世界観とキャラクターをゼロから創造し、読者を魅了するストーリーを生み出していきます。

漫画が人気になると、その影響は雑誌や週刊誌といった枠から飛び出し、アニメ化やグッズ販売といった新たな展開が期待されます。
そのため、主なクライアントは出版社であることが多いですが、人気が出れば、映画やドラマの制作会社、アニメ会社、ストリーミングサービスなどの配信会社など、クライアント先は多岐に渡っていきます。

しかし、人気や実力によって収入に大きな差が出ることは留意しておきましょう。フリーランスで活動することが多いため、最初から安定した収入を得ることは難しいですが、一方でクライアントからの案件がない状態でも、SNSに投稿した漫画に人気が出れば、書籍化が決定するケースもあり、そういったことも魅力の一つです。

3.Webデザイナー

Webデザイナーは、クライアントが運営しているWebサイトやLP(ランディングページ)のデザインを担当する職業です。クライアントは法人や個人など規模はさまざま。

クライアントのビジョンを視覚的に表現して、サイトを閲覧するユーザーにとって魅力的で使いやすいサイトを作り上げるスキルが求められます。
そのため、デザインスキルだけでなく、クライアントのイメージや意向を正確に理解し、反映するための優れたコミュニケーション能力が必要です。

フリーランスとして活動することもあれば、企業に就職してWebデザイナーとして働くという選択肢もあります。

“デザイナー”と名が付いていますが、案件によってはデザインだけではなく、プログラミング言語を使ったサイト制作までかかわることもあるため、案件をよく確認したり、常に技術をアップデートしていく必要があるでしょう。

4.絵本作家

子どもの頃に絵本を読んだ方は多いのではないでしょうか。
絵本作家は、子どもたちの心に残る物語と楽しいイラストで、読者を惹きつける作品を作る職業です。絵と物語の両方を手がけ、絵本という形でその世界を表現します。

絵本作家には、目を惹きつける特徴的な画力が求められ、ページをめくるたびに新しい発見とワクワクを持てるようなストーリー構成が必要になります。
また、子どもたちが何度も読み返したくなるような物語や、何かを教訓にした物語など、さまざまなストーリーが存在しています。
そのため絵本作家は、子どもたちの想像力を育み、夢を広げる、やりがいのある職業です。

最近では、大人向け絵本もニーズがあり、美しいイラストなどで世界観を表現するような作品も多く出てきました。

主なクライアントは出版社ですが、最近はココナラなどスキル販売をおこなえるオンラインプラットフォームでのニーズも増えてきています。

5.キャラクターデザイナー

キャラクターデザイナーは、ゲームやアニメの世界に命を吹き込む職業です。
物語の世界観や設定に基づいて、個性豊かなキャラクターを生み出していきます。デザインには高い画力が求められ、キャラクターの表情や動き、服装の細部に至るまで、視覚的な魅力を引き出す工夫が必要になります。

また、ストーリーや設定に合ったデザインを考えるため、想像力と共にコミュニケーション能力も重要です。キャラクターデザイナーは、アニメ視聴者やゲームプレイヤーに感情移入を促し、作品の魅力を高める重要な役割を担っています。

案件によって、既存キャラクターのデザイン制作や、新規のオリジナルキャラクターのデザインなどさまざまで、クライアントによって異なるためよく確認をしましょう。

6.アニメーター

アニメーターは、テレビや映画などでアニメを放送する際に必要となる「作画」を担当し、アニメの世界を形作る重要な役割を担っています。

アニメーターには、動画や原画を通して物語に命を吹き込み、視聴者を魅了する高い画力が求められます。
主に、新人アニメーターは、原画と原画の間をつなぐ「中割り」を担当することが多いです。この作業は、キャラクターの動きを滑らかにして、自然な流れで物語を進めるために欠かせない工程になります。
中割りを通じて、アニメーターは技術を磨き、作品全体のクオリティを高める一翼を担います。

アニメーション制作会社やゲーム会社、広告代理店などに就職して仕事をするケースが多く、締め切りがタイトであることも多いため、ご自身のライフスタイルに応じて選択することが望ましいでしょう。

7.CGクリエイター

CGとはコンピューターグラフィックスの略で、コンピューターと専用ソフトウェアを使って、現実に存在しない映像を生み出す技術を指します。
主に映画、アニメ、CM、ゲームといった映像コンテンツの制作現場で活用されており、聞いたことがあったり、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
CGクリエイターは、そういった映像を、2Dや3DのCG技術を駆使して制作していきます。

この職業には、CGソフトや専門ツールの操作スキルが不可欠で、日々進化していく技術に対応するため、継続的な学習が求められます

CGクリエイターの中にもさまざまな役割があり、例えば、モデラー(物自体を組み立てて色・質感などをつける)、エフェクトアーティスト(炎や煙など特殊効果を映像に加える)などがあります。

CG制作は作業量がとても多く、チームの中で役割分担をしながら作業を進めるため、技術力だけではなくコミュニケーション力も求められます
一方で全工程を1人でおこなうフリーランスもいます。自分のペースで作業ができるメリットがありますが、当然その分作業量は膨大になります。

8.コンセプトアーティスト

コンセプトアーティストは、その名称の通り、映像作品のビジュアルコンセプト(基本的な考え方)を具体的に視覚化する職業です。

ゲームやアニメなどを制作する際に、監督やプロデューサーが持つ抽象的なイメージを、視覚的に具現化して、それを制作スタッフなどと共有する、いわば設計図のようなものです。

抽象的なものを具体的に視覚化していくため、豊かな想像力と高度なデザインスキルが求められます。コンセプトアーティストは、キャラクターや背景など、作品の世界観を形作る要素を詳細に描き出し、視聴者が物語に没入できるようなビジュアルを提供します。

自分が生み出したデザインが基礎となって、そこから作品が出来上がっていくため、大変でもやりがいのある職業と言えるでしょう。

9.グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーは、ポスターや商品のパッケージ、書籍など、多岐にわたる媒体でデザインを手がける職業です。
視覚的な魅力を通じてメッセージを伝え、より印象に残るデザインにすることが求められます。

デザインの力で商品やサービスの魅力を引き出し、消費者の心をつかむことが求められるため、クライアントの要望などを形にするヒアリング力やコミュニケーション力が必要です。

主にデザイン事務所に就職して社員として働くケースが多いですが、一定の経験を積んでいる方はフリーランスとして活躍することも多いです。
また、イラストレーターと異なり、グラフィックデザイナーは、絵やイラストを描くだけではなく、商品企画やマーケティングから関わることもあり、デザイン以外のスキルを持つことでよりスムーズな連携が取れるでしょう。

10.アートディレクター

アートディレクターは、イラストレーターやグラフィックデザイナーなど複数のデザイナーをまとめ、作品全体を管理する、いわゆる監督のようなポジションです。

作品のビジュアルコンセプトを具現化して方向性を示すことで、その作品に関わるチームの力を最大限に引き出します。
具体的には個々のデザイナーに仕事を依頼したり、作品のクオリティチェック、制作の進捗管理をするなど、多岐に渡っています。

デザインの経験やマネジメントスキルが求められるため、絵を描く仕事で実績を積み上げた後のキャリアアップとして目指すのがおすすめ。ディレクション業務がメインになるため、他のデザイナーよりも収入は高い傾向にあります。

ただし、アートディレクター自身で絵を描くことが少ないので、描くこと自体が好きな方は他の職業が良いでしょう。

絵を描く仕事の始め方3選

1.書籍やインターネット教材を購入し独学で学ぶ

独学で学習することが一つの方法です。
書籍やインターネット教材を活用することで、自分のペースで学べるため、時間や場所に縛られることなく取り組むことができます

ここ最近は特に、YouTubeや電子書籍など、無料・有料の教材が豊富に揃っているので、初心者でも気軽にはじめやすい環境が整っています。こうしたリソースを上手く活用すれば、基礎から応用まで幅広く学び、自分のスタイルを確立することが可能に。
自分のペースで進められる独学は、絵を描く楽しさを存分に味わいながらスキルを磨く絶好の方法です。

2.オンラインスクールでスキルを身に付ける

スキルに自信が持てなかったり、未経験者の方、経験はあっても不安を感じる方は、まずオンラインスクールでスキルを身に付けることをお勧めします。

オンラインスクールでは、受講期間や予算に応じて多様なコースが用意されており、自分が何を学びたいか、どういうスキルを習得したいかなどの目的に合わせて学ぶことができます。
さらに、現役のプロから直接添削指導や実践的なアドバイスを受けられるため、短期間でのスキルアップが可能に

基礎から応用までしっかりと学び、実際の仕事に活かせる技術を身に付けることができるでしょう。
しかし、オンラインスクールは当然授業料がかかります。例えば、Webデザインのスクール費用相場は20~80万円程と幅があり、安い金額ではないため、自己投資の費用として適切かどうか慎重に判断しましょう。

3.美術専門の学校に通う

美術専門の学校に通うことも、スキルを身に付ける一つの有効な方法です。
専門学校では、基礎から応用まで体系的に学ぶことができ、技術をしっかりと身につけることができます

また、業界とのつながりがある学校であれば、就職サポートも期待でき、卒業後のキャリア形成にも大いに役立ちます。
さらに、専門学生として同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる環境が整っているため、互いに刺激を受けながらモチベーションを維持しやすいのも魅力です。こうした環境で学ぶことで、絵を描く仕事への第一歩をしっかりと踏み出すことができるでしょう。

しかし、入学金や授業料といった学費がかかってくるため、仕事をはじめるための自己投資として適切かどうか、自分のライフスタイルやキャリア形成を加味して判断しましょう。

絵を描く仕事の働き方3選

1.企業の社員になる

ゲーム会社やデザイン事務所の社員として働く場合、安定した収入を得ながら、自分のスキルを磨くことができます

特に、チームでの制作経験を積むことができるため、業界の実務を学ぶ良いスタートとなるでしょう。
チームワークを通じて、他のクリエイターとのコミュニケーション能力も向上し、プロジェクトの進行管理やクライアントとのやり取りなど、実践的なスキルを身につけることができます
将来的なキャリアの幅も広がり、より多くのチャンスを掴むことができるでしょう。

2.副業で働く

副業として絵を描くことは、本業の合間にスキルマーケットなどでイラスト販売したり、SNSを通じて受注を受けたりと、自分のペースで少しずつ実績を積み上げることができる選択肢です。

この方法は、本業を継続しながらになるため、収入のリスクを抑えながら経験を積むことができて、未経験者にも取り組みやすくおすすめです。
ただし、本業があることで時間が限られるため、作業の効率化や時間管理が必要になります。

3.フリーランスで活動する

フリーランスは、クラウドソーシングやSNSを通じて仕事を受け、場所や時間に縛られずに働けることが大きな魅力です。
自分の希望するスタイルで自由に仕事ができるため、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が可能です。

クラウドソーシングでは、一つの案件に対して複数のフリーランサーが申し込んで選考されるといった場合もあり、積極的にスキルを磨き続ける必要があります。その分、自己成長や新たな挑戦の機会も広がっていきます。

絵を描く仕事を探せるサービス5選

1.レバテッククリエイター

Webやゲームクリエイター専門のフリーランスエージェントです。
業界最大級の案件があり、案件の紹介から条件交渉までしっかりとサポートしてくれるため、プロジェクトに集中できる環境が用意されています。
さらに、専門知識を持ったカウンセラーが、キャリアをヒアリングし、キャリアプランに沿った案件を案内してくれます。

>> (無料)レバテッククリエイターに登録する 

2.マイナビクリエイター

Webやゲームクリエイター専門の無料転職支援サービスです。
専任のキャリアアドバイザーがいて、個別カウンセリングをおこない、希望や適性に合わせながら、転職活動全体をサポートしてくれます。

ポートフォリオに関する基礎講座があるなど、作成支援もあり、はじめての転職でも安心して挑戦できる環境が用意されています。

>> (無料)マイナビクリエイターに登録する

3.シリコンスタジオエージェント

ゲームや映像業界に特化した中途採用を主に扱っている、無料人材紹介・人材派遣サービスです。
個々のキャリアに合わせたプランを提案し、スキルに応じた最適な仕事を紹介してくれるため、業界でのキャリアアップを目指す方にとって心強いパートナーです。

ゲームプランナー、2Dグラフィッカー、イラストレーター、3Dモデラー、アニメーターなどなど、幅広い職種を取り扱っているのが特徴です。

>> (無料)シリコンスタジオエージェントに登録する

4.イラストAC

無料でイラストやCG素材をダウンロードできるサービスで、5万人を超えるイラストレーターが登録しているなど、既に多くの人から支持されているサイトです。

自分が描いたイラストや素材を投稿することで、他のユーザーにダウンロードされるたびに報酬を得ることができます。クリエイターにとっては作品を広めるチャンスです。

>> (無料)イラストACに登録する

5.ココナラ

自分のスキルやサービスを自由に出品できるスキルマーケットです。
さまざまなスキル販売がされる中で、特にSNS用のアイコン制作や似顔絵の依頼など、絵を描く仕事を受注しやすい環境が整っています。

クリエイターにとっては、自分の才能を活かしながら新たな顧客とつながる場となっています。多様なニーズに応えることで、スキルを磨きつつ収入を得ることができるのが魅力です。

>> (無料)ココナラに登録する

まとめ|絵を描く仕事に就ける可能性はある!好きなことで稼げるようになろう

既に多くの方が絵を描く仕事をしていますが、これからはじめる方にも、絵を描いて稼げるようになる可能性は十分にあります

デジタルアートやイラストレーションの需要が年々高まる中、自分ならではのスタイルを磨き、SNSやオンラインプラットフォームで作品を発信してみましょう。多くの人に見てもらう機会が増えて、さまざまなつながりができてきます。

好きなことを仕事にしたい!という情熱を持って活動することが、道を開く第一歩です。

絵を描く仕事に関するよくある質問

Q.未経験で学歴や資格もありませんが絵を描く仕事はできますか?

A.絵を描く仕事に学歴や資格は必須ではない
学歴や資格よりも、実績やスキルが重視されます。
未経験でも、独自のスタイルや技術を磨くことで、絵を描く仕事で活躍するチャンスは十分にあります。ポートフォリオを作成し、自分の作品を積極的に発信してみましょう。

Q.絵を描く仕事にパソコンは必要ですか?

A.案件によって異なりますが、商業系のプロジェクトやオンラインプラットフォームで案件を受注するなら、デジタルツールの活用が求められるため、パソコンはほぼ必須です。
一方で、絵本作家としての活動や、SNSでイラスト発信するのであれば、パソコンがなくてもできる場合があります。

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